野北漁港はA級ポイントと聞いてはいたが、まさかのアオリイカ3杯
この日、仕事が早めに終わったので野北漁港にエギングしに行きました。
駐車場すぐ近くの釣り場を覗くと、予約のつもりなのだろうか、人は少ないのにロッドが所狭しと置かれている。
コレじゃ釣れない・・・。
そんなことを思って様子を眺めていたら、ヤエンの方から声をかけられた。
「エギングするなら、波止の先端がいいよ。あそこはよく釣れるポイントだよ」
ご親切にありがとうございます、と一瞬思ったが、多分ロッドを置いている方のようで、ようはエギングはあっちで釣ってね、ということだろうと分かった。
「野北は初めて来たのですが、ヤエンとエギングで暗黙ルールのようなものがあるのでしょうか?」
そんな質問をしてみたら、
「泳がせ釣りは荷物が多いでしょう。だから駐車場の近くじゃないと辛いんよ。エギングなら荷物少ないし、ここよりいいポイントを狙える。」
と言われ、納得してしまった。つまり、大波止を大回りする波止先端は有望ポイントではあるが遠い。泳がせ釣りは荷物が多いから駐車場近くで釣らせて欲しい、つまりこういうことのようだった。
港の形状を見ても、確かに波止先端の方が釣れそうではある。そのアドバイスを聞き入れて波止先端で釣ることにした。
日時/場所/潮汐/タックル
2016/5/20(金)
野北漁港
大潮
干潮 15:12
満潮 21:31
釣れた時間
21:15、21:20、21:35
タックルは、
- ロッド : DAIWA Emeraldas アウトガイドモデル 83M
- リール : DAIWA FREAMS 2506
- PEライン: YGKよつあみ G-soul Upgrade X8 16lb 0.8号
- リーダー: フロロカーボン 2号
- エギ : YO-ZURI RS 3.5号 マーブルカラー
野北漁港の波止先端
ヨーズリの3.5号RSマーブルカラーでエギングを開始。
左横でアジの泳がせで釣っている人が最初にアオリイカを釣り上げた。見させてもらたら結構大きいオスだった。
この方は駐車場近くには入れなかったのだろうか?泳がせ釣りのセットを波止先端にまで持ってきている。
そのすぐ後、今度は右横でエギングしている方が小さめサイズのアオリイカを釣り上げていた。
自分だけ釣れない・・・・。少し焦る。
そしたら来た!
手応えのある重みがあった。以前に大物と思われるアタリを2回バラしているので、今日はロッドを大きく上げてフッキングさせた。引きが強い!
ギギギー、ギギ
ドラグが鳴る。左横で泳がせ釣りをしていた方が声をかけてくれる。
「おっ!きたね。」
「多分、きました!」
重みを感じながらテンションを緩めないよう注意しながら引き寄せる。
今日は買ったばかりのタモを準備しているので、自力で引き上げることにした。
(恥ずかしながら今までは他の方に手伝ってもらってました。。自分のことは自分でするのが当然ですよね。)
タモの柄を伸ばすとビヨーンと4メートル出てしまった。とりあえずイカをすくおうとタモをイカの近くに寄せると、イカがジェット噴射で逃げる。さらに、タモの向きがうまく合わずなかなか網の中に入らない。ライトを照らしながら試行錯誤していたらやっと入ってくれた。
引き上げるとタモの柄が湾曲している。そこそこ大きいかもしれない、と期待が膨らむ。
オスのアオリイカで1170gだった。
左右隣の方々も見に来てくれた。
「良いサイズが釣れたねー。」
「デカかー、こんなサイズが本当におるんやねー。」
「やっと釣れました!嬉しいです。」
知らない方とこうやって会話きるのが釣りの楽しいことでもありますよね。
写真をとって、絞めて、クーラーボックスに入れて、エギングを再開した。
すると、すぐさまヒット!
なんか今日は調子がいい!
さっきよりも引きは弱いが、アオリイカであるはずなので、先ほどと同じ要領で引き上げた。
釣った時はオスだと思っていたが、実は600gのメスだった。帰って捌いたら卵が入っていたのだ。
メスはリリースすると決めていたので、ショックだった。次からはしっかり確認してリリースします。。
そして、またエギングを再開したのですが、またしてもすぐヒット!!
「マジで!? 信じられん。。」
そう思いつつも、嬉しくてたまらない。引き上げて見ると400gで小さいサイズのオスだった。
少し小さめでしたが、絞めてお持ち帰りとしました。
いやー、今日は絶好調だった。
アオリイカが3杯も釣れるなんて思ってもいませんでしたので、かなり嬉しい!
3杯釣れた後、近くで釣っていた若い人が近くにきて釣り始めた。夜釣りなうえに距離が近い。ラインが絡むだろうと思っていたら、案の定絡んでしまった。まだアオリイカを釣ったことがないらしく、今週は野北漁港に3回も来ているとのことだった。
自分は3杯釣ったので、場所は譲って帰ることにしました。
野北は釣れると聞いてはいたけど、本当に釣ることができて大満足でした。
収竿。