秋のアオリイカ、釣れるけれども難しーい

 

この日、朝早く起きて鷹島方面へエギングへ向かいました。

満潮が 6:30 だったので 7時過ぎから始めるつもりで出発したのですが、鷹島は遠い。。。

順調に車走らせても2時間弱かかります。

 

この日は釣り場を3箇所回ったのですが、まず1箇所目が鷹島渡ってすぐの小さな漁港です。

Googleマップを眺めて、なんとなく「ここ行ってみよう」で決めた場所で、初めて行ったところです。

 

小さな波止と、沖波止があって、すでに釣り人が先端におられました。

あとテトラにも3人組がエギングをやっており、イカが釣れる場所と推測。

波止先端には墨跡もたくさんありました。

 

海の様子を見てみると小魚が頻繁にダイブしていて、大きな魚に追われている様子。

10月なので、きっとサゴシが追いかけているのだろうと予想しジグを投入。

 

ナブラを狙ってジグを投げ込み探りを入れると、すぐにアタリがありました!

「サゴシか!?」と期待したものの、なんだか引きが違う。。

 

もしや、、

と思って引き上げてみると、やはりエソでした。秋の風物詩ですね。

鷹島はエソの生息数ががかなり多いと思われます。鷹島でジグ投げると高確率でエソが釣れます。

リリース。

 

すると、星賀でエギングしているKZTくんから写メが届いたのですが、なんとアオリが釣れているとのこと♪

 

 

 

日時/場所/潮汐/タックル

Myタックル

 

パタパタで釣れたようですねー!

それにしても、早い釣果。さすがKZTくんです。

 

イカは真っ黒になってて活性が高くなってます。

 

 

自分も釣ろうといろんな場所を探ってみたのですが、結局イカは釣れず。。

ということで、自分も星賀漁港へ行くことにしました。

 

星賀漁港に着いて墨跡を確認してみると、こちらもたくさんありましたね。

期待が高まります!

 

「秋イカは比較的簡単に釣れる」

と雑誌やネット情報で書かれていてポンポン釣れることを想像します。

しかーし、釣れないのであります。

 

2時間ほど真剣に頑張ってみたものの、釣れない。。。

 

「日もだいぶ上がったし、もうイカはどっかに行っちゃったかのかな??」

と諦めモードになっていたところ、

 

KZTくん 「今、アタリがわかりました」

 

と言って合わせを入れるとロッドが曲がってるじゃないですか!!

イカはいたのです。

 

またまたアオリイカを釣り上げたKZTくん。さすが!

 

その後、AZMくんも星賀に合流。1杯釣ってこちらに来てくれました。

星賀は釣れなくなったので、場所変えて新しいところに行ってみよう、とのことで移動です。

 

駄竹漁港でエギング再開

向かった先は駄竹漁港というところで、場所はここですね。

 

穏やかな漁港で、見晴らしも良いところです。

 

釣り場の波止に着いてまず感じたのが、

「墨跡がまったくない・・・、ここイカ釣れるのかな?」

ということでした。。

 

足場は高いのですが、海はきれいでロケーションは最高!

ということで早速3人でエギングを始めました。

 

やっぱり釣れないなー、とか半ば諦めた感じでやっていたのですが、アオリはここにもいたんですよ。

1杯目はまたまたKZTくんでした!

秋イカらしいアオリを釣り上げておりました。

 

そしてその次に釣ったのもKZTくん、今度はコウイカです。

 

で、またまた3杯目のKZTくん。

 

ここまできて、よーやく理解できたことがありました。

 

それは、

アオリイカはいる!

そんでもって、

釣れないのは、釣り方に問題があるから

だということ。

 

同じ場所でエギングしているのに、ここまで釣果に差が出るのは

明らかに自分の釣り方に問題がある、このことをよーやく理解しました。。

 

この日は風が強くて、天気予報では6~7メートルくらいとなっており、実際に風は強い状況でした。

風が強いとPEラインが風に煽られてエギの着底やアタリが分かりづらい。

 

で、KZTくんにそのあたりのことを聞いたところ、やはりKZTくんは状況に応じて

釣り方を工夫していることが判明!

 

  • シャクリはエギ位置が正面になるように、キャストする方向を考慮する。(風向きと潮流の把握)
  • シャクリは小さな動きでOK、それよりもエギの水深に気をつけている。(しっかり沈める)
  • 狙っているレンジは低層から中層
  • 風下にエギを置くと沈みずらいので、そうならないように工夫する

などなど

 

なるほど。。

単純にキャストして、シャクって、釣れた!ではない、ということなんですよね。

状況を把握し、どうすれば不利な状況を克服できるのか、それを考え戦略的にエギングしていることが判明。

とくにこの日は風が強いのでエギを思い通りに操作するのが難しい状況で

普通にやってても釣れないということ。

 

自分が何となくエギングを甘く考えていたことを反省し、KZTくんアドバイスを参考に

気持ち新たにエギングを再開♪

 

待ちに待ったアオリでしたが釣り損ねる惨事が発生

するとですねー、その成果がすぐに表れましたよ!!

エギが足元まで戻ってきたので回収しようと下を見ると、アオリイカが真っ黒な姿で追っかけて来てました!

 

待ちに待ったアオリイカが目の前にいる!

すかさずエギを近くに投げ込むと、速攻で抱いてきました♪

活性が高いアオリでしたねー。

 

エギをしっかりと抱いたのを確認して、そんで気合い入れて合わせました。

そしたら、、、

 

プっツン

 

なんだ今の音は?、、、と思った次の瞬間、PEラインが眼の前で泳いでいるではありませんかーーー!

なーんと、PEラインが切れております。。

 

そーいえば、ここの漁港、小魚がたくさんいてサゴシがずっと暴れまわってたんですよねー・・・

そんで、ラインテンション張ってるときに、ラインに魚が衝突(歯が当たったか?)していたんですよ、、、

たぶん、その時にPEラインに傷が入ったんだと思います。

 

待望のアオリイカはエギと共に、沈んでいきました。

エギもロスト。。。。もう少し優しくフッキングすればよかったと後悔。

嬉しくて、つい力んでしまったんですよね。。

 

けれども、釣り方に気をつけた結果、アオリイカの反応を得ることができたことは事実。

気を取り直してエギングを再開しました。

 

そしたらですねー、すぐに期待に答えてくれました!!

沖の方でアオリイカがヒットです♪

 

足元まで来たとき、さらに別のアオリイカも付いて来るというおまけ付き!

で、釣れてくれたアオリイカがこちら。嬉しい1杯です♪

KZTくんは、この後さらにもう1杯釣ってました。。エギング上手すぎですわ、本当に。

 

 

星賀漁港でリベンジ

せっかく鷹島まで来たので、もう少しやっていこうということで、星賀漁港へ戻りました。

夕まずめにはまだ早い時間だったのですが、人が少なく、釣りがしやすい状態!

 

海中のエギの状態を想像しながら、丁寧に探ることに集中しました。

「なかなか釣れないなー」

とか考えながらシャクっていたらヒットです!

 

そこそこな重量を感じつつ、まあまあサイズかも!と期待して寄せてみると

釣れていたのはコウイカでした!!!

 

エギング始めて3年になろうとしているのに、今までコウイカを釣ったことがなかったんですよねー

なので、コウイカ釣れたのはかなり嬉しい!

引き上げ直前のコウイカがこちら。

 

陸にあげたら凄まじい量の墨をぶちまけてくれましたよ、このコウイカ。

別名墨イカと呼ばれるのも納得です。

 

その後、今度はKZTくんにもヒット!

「この時期にしては結構いいサイズのが釣れたっぽいです」

と言っていたのですが、本当に大きかった。

 

春に釣れてもおかしくないようなサイズで、ロッドでの引き上げは無理そう。

 

ギャフ使って引き上げておりました。

ほんとよく釣りますよ、KZTくんは。

 

今日のエギングはここで終了しました。

いやー、今日は勉強になったエギングデーでした。

仕事の都合でブランクがあったとはいえ、忘れかけていたエギングの基本を再認識できた日となりました。

 

お持ち帰りしたイカたち

KZTくんはイカ釣るの上手ですが食べないので、リリースしていないイカは頂きました♪

KZTくん、ありがとーう♪

 

で、持って帰ったイカたちの写真がこちらです。

 

 

秋のアオリイカは、身が柔らかく、甘みがあって、とても美味でした。

コウイカは天ぷらにしたのですが、これも最高においしかった。

海の幸に感謝です。