エギングとヤエンの違いについて

イカ釣りは、活餌を使ったヤエンと餌木を使ったエギングに大別されます。

どちらが釣れるかといえば、どちらも釣れるというのが答えだと思います。

エギングで釣れる人と釣れない人がいるように、ヤエンでも釣れる人と釣れない人がいます。

一概に「ヤエンのほうが釣れる!」や「エギングの方が釣れる!」といった単純な話ではないように思えます。

 

しかし、釣り方のスタイルは全く違います。

ヤエンは待ちの釣りに対して、エギングは攻めの釣りです。

ヤエンは活きたアジを泳がせてイカが食いついてくるのを待ちます。なので根気強く待たねばなりません。

一方、エギングはイカがいるであろう場所にエギを送り込みイカを探って釣る攻撃的な釣りです。

 

 

装備や道具の違い

釣りの装備も大きく違います。

エギングの装備

エギングタックル、ギャフ(又はタモ)、エギ

ヤエンの装備

ヤエンタックル、ギャフ(又はタモ)、活きたエサ

 

ヤエンは活きたエサを確保する必要があり、エサを生かし続けておく装備も必要になってきます。

活きたエサを買うのか、釣るのか。買うのであればお店の営業時間に購入する必要があります。

それに対してエギングは、釣りに行きたいと思い立てば、お店の営業時間を気にする必要もなく、装備も少なく、いつでも出かけることができます。

機動性という意味ではエギングに軍配が上がります。

 

ただし、エギングは体力勝負であります。しゃくり続けますし、ヤエンと違ってじっと待っていても釣れません。

 

エギングの特徴
  • 攻めの釣り
  • 装備が少ない
  • 体力勝負
  • 準備作業が少ない
ヤエンの特徴
  • 待ちの釣り
  • 装備が多い
  • 時間勝負
  • 準備作業が多い

 

ヤエンをされている方は、大抵の場合、ロッドを複数本を同時に使って釣りをしています。そして釣りの時間も12時間する人も珍しくないようで、時間を多く必要とする釣りです。

私のように気長に待てない性格の人間にとって、12時間も釣りをし続けることはちょっと考えられません。。また、面倒臭がりなので、道具は少なめがいいです。そして、思い立ったらすぐに始めることができる、そんなエギングに魅力を感じています。

 

ただし、エギングは体力を消耗します。

釣りを終えて家に帰ったらぐったりです。そういう意味では体が健康であるうちでしかできない釣りでもありますね。

 

あなたは、エギング派ですか?それともヤエン派ですか?