福岡の海で初めてのカヤックフィッシングしてきましたよ♪

カヤックフィッシングって、ご存知ですか?

カヤックで海に出て釣りをすることなのですが、私、つい最近までこんな遊びがあるなんて知らなかったんです。

 

そもそもカヤックフィッシングを知ったきっかけは、友人のSHNくんから教えてもらったことだったのですが、

なんとSHNくんがカヤックを貸してくれるとのことで、この日、初めてカヤックに乗る機会に恵まれました♪

 

カヤックについて色々と調べてみたのですが、ワクワクさせる要因はこれです。

  • 陸っぱりでは入れない場所に海側から行くことができる(すれてない魚を狙える、荒らされてない場所で釣りができる)
  • 沖に出ることができるので大きな魚を狙える
  • 魚群探知機で魚を探索して釣りができる(魚の居場所を調べることができる)

 

カヤックには種類があるのですが、大きく分別すると「シットイン・カヤック」と「シットオン・カヤック」の2つがあります。

 

シットイン・カヤックは、下半身がカヤック内部に入り込むタイプです。

サイト”みかんの『埼玉県民60UPを釣る』”から拝借

 

シットオン・カヤックは、カヤックの上に乗っかるタイプのカヤックです。

カヤックフッシングでは、安定性の良さと積載量の大きさから「シットオン・カヤック」が主流のようです。

 

サイト”みかんの『埼玉県民60UPを釣る』”から拝借

 

SHNくんから貸してもらったカヤックは、「シットオン・カヤック」で、ハリケーンカヤックというメーカーの「スキマー116」です。

写真がコチラ!じゃじゃーん

 

カッコいいですよねー、スキマー116♪

 

 

この挺の素材は、Trylon(アクリル+ABS樹脂)というもので、とても軽いのが特徴です。

全長3.5メートルありますが、重量は20キロ以下です。

このサイズだと、20キロ以上が一般的なので、とても軽量なカヤックなのだそうです。

 

 

いざ出発!

カヤックを砂浜の波打ち際まで運んで、いざ出発です!

 

カヤック用語で、カヤックをひっくり返してしまうこと、転覆してしまうことを

沈(チン)する

と言うそうなのですが、沈しやすいのが乗り始めのタイミングと、上陸するタイミングなんだそうです。

 

ということで、初っ端から沈するのはかっこ悪すぎるので、波の状態を確認しつつ用心して乗り込みます。

波が押し寄せて、海水が引き戻るタイミングでカヤックを海に入れ、乗り込みます!

 

なんとか沈せずに乗艇成功でした!

その後は、沖に向かってパドリングです。

 

パドリングは右と左のバランスを保たないと、右に寄ったり、左に寄ったりします。

沖まで無事に出られて安心したところの写真がコレ。

 

海面がすぐ近くなのが新鮮な感覚でした。

この日は風が3メートルほどあり、波は30センチ程度とのことで、カヤックがそこそこ揺れる状況です。

 

陸っぱりの釣りと違い、カヤックフィッシングでは釣りをしつつも周りの状況もしっかり把握しておく必要があるとのSHNくんからのアドバイス。

例えば、

・カヤックが沖に流されていないか?

・船などが接近してきていないか?

・カヤックが横波を受けていないか?

などです。

 

沖での沈する大きな原因としては、横波を受けてしまうことなんだそうです。

 

ちなみにSHNくんに沈したことあるか聞いてみると、なんと一度も沈したことがないんだとか!!

10年以上もカヤックに乗っていて一度も沈したことがないとは凄い。さすがです。

 

それを聞いて勘違いしてしまったのですが、これが災難のもとでした。

「よっぽどのことがないと沈しないのでは?」と。

 

初めてのカヤックフィッシングでジギングを始める

パドリングも少しずつ慣れてきてきたので、釣りをすることにしました。

いつものエギングタックルにメタルジグをセットしてジギング開始です。

 

キャストして、着底を待ち、ワンピッチでやっていたのですが、

やはり陸っぱりの釣りとは違った難しさがありました。

 

それは、風と波、うねりなどでカヤックの方向が常に変わってしますのです。

まー、当たり前ですねー。方向が固定されるカヤックなんてあるわけないですから・・・。

頭ではわかっていても、挺のコントロールが難しい。。

 

横波を受けないように小まめに方向転換を繰り返していたのですが、ふとSHNくんの様子を見てみると、

さすがベテランです。

カヤック操作しながらタバコ吸ってました!!

もうね、この程度の波風はお手の物って感じで、ベテランの風格があります。

 

さっそくやっちゃいました

横波を受けないことに気をつけつつ釣りをしていたのですが、それは突然の出来事でした。

右側から横波を受けている状況になったので方向転換しようとロッドを置いてパドルを握りました。

カヤックを右方向に向かせるために、パドルを左側の海に入れた瞬間!

 

大きな波が右側から迫っていることに気付けませんでした・・・

また、パドルの左先端を見ながらパドリングをしていたので、たぶん体重も左に寄っていたのだと思われます。

 

その状況で右から受けた波でカヤックが揺さぶられて傾き、そのまま対応する間もなく転覆です。。。。

チーーーン(沈)です。

 

早速やっちゃいました・・・、、(ショック)

こんなに簡単に転覆するとは思ってもいませんでした。甘くみてましたね。。

 

転覆後、身の回りのものを確認し、

「ロッドはどうした???」

と思ったら、奇跡的に釣り竿は左手に持ってました。無意識に握ってたんですねー(笑)

ロッドを沈めてたらショックから立ち直れなかったと思いますよ、本当に。。

 

いちおYouTubeで沈後のカヤック再搭乗のやり方を見ていたので、SHNくんのサポートを受けつつ

カヤックを起こして、低姿勢の状態で上半身をカヤックに乗せ、足を乗せて再搭乗しました。

 

釣り再開です。

 

以外だった船酔い

その後、カヤックが波に揺さぶられてもバランスを崩さない乗り方がわかってきました。

腰を柔軟にすることでカヤックが揺れてもバランスを崩さずにすむことがわかり、なんとか安定を保てることがわかりました。

失敗は成功のもと、ってやつなんですかね。。

 

「釣れまへんなー」

 

とか考えつつ、海の景色を眺めて、ワンピッチしてました。

海のうねりでたまにカヤックが上下に揺れていたのですが、その時ふと気が付きました、

胃がムカムカしてきたことに・・・。

 

「これって、もしかして船酔いとちゃいますか??」

 

これまで船に乗って酔った記憶がなかったので、船酔いはしないものと勝手に思い込んでいたのですが、なんと船酔い症状が出ていることが判明。

沖に1キロほど出ていたのですぐに戻ることはできない状況。どうすることもできないので、とりあえず釣りをやめてパドリングしました。

すると不思議なことに船酔いが覚めたんですよ。

意識を変えることが船酔いは緩和するのかもしれませんね。

 

けど、釣り再開するとまた船酔いがくる・・・・、まいった。

 

そうしてるうちに、タイラバやってたSHNくんにヒットです!

キジハタをGETしてました。

 

船酔いを発症していたこともあって残念ながら写真は撮れず。。

けっこういいサイズでしたよ。

 

続けて、でかいエソもGETしてました。

さすがです、SHNくん。

 

 

カヤックフィッシングを終えて上陸

上陸の際、まず確認すべきは上陸ポイントの見定めです。

白い波が出ているところは沈しやすいので、穏やかな波打ち際を探し、そこに向かってパドリングです。

また、上陸直前に波を受けると沈しやすいとのことで、波を追いかける感じで一気に上陸しました。

 

なんとか沈せずに上陸成功♪

 

初めてのカヤックでしたが、初めての経験というのはドキドキ、ワクワクがあっていいですね。

パドリングして沖に出て、

波や風の音を聞きながら釣りをして、

沈してひっくり返るトラブルもありましたが、

かなり楽しい時間を過ごすことができました♪

 

今回は、初カヤックだったのでパドリングや操作方法を知る目的から魚群探知機は付けなかったのですが、魚探つけて海を駆け回って釣りするのはかなり楽しいんだろうな~、と妄想してしまします。

 

カヤックフィッシングの機会をセッティングしてくれたSHNくん、

本当にありがとう!!感謝です♪

めちゃ楽しかったよー!

 

自分もカヤック欲しくなりました。

ただ、すぐに買う決断ができない事情もあって悩んでる最中です。

 

カヤック購入の壁

カヤックを買う決断ができない理由

  • 賃貸マンション上層階に住んでるので、カヤックは保管のために持って上がらねばならず、釣行の度にそれは辛そう
  • 仮に持って上がったとしても、全長3.5メートルのカヤックを置くスペースが家にない
  • 大きい買い物なので、保管スペースなど家族の理解を得る必要がある
  • 以外だった船酔いはどう克復できる?酔い止め飲めば大丈夫なのか?
  • 家の立地が海まであまり近くない今の地理的状況で、どれほど遊ぶことができるのだろうか?

 

カヤックフィッシングするにも、今の住まいだと時間・労力・資金をそこそこ投入する必要があり、購入の決断をできずにいます。

一番の問題は、カヤックの保管場所がないことですね。

実家に置かせてもらうにしても、片道2時間弱かかります・・・

SHNくんの釣り友の方は、カヤック買って釣行の度に3階まで持ち運んでいたそうですが、続けることができずカヤックを諦めてしまったとのこと。。今の自分の状況だと同じことになりそうだしなぁ。。

でも、カヤックフィッシングやりたいし・・・

悩みます。。