船越漁港の朝マズメが一変 海に躍動感がなくなっていた

またしても船越漁港へアジングをするために、釣友2人AZMくんとKZTくんとで行ってまいりました。

ここ1ヶ月は船越漁港ばかりです。

船越漁港は3週間前に初めて来て、本日を除き計3回来ていたのですが、釣れていない状況というのが一度もなく、自分の中ではかなり良いポイントという認識になっていました。

朝マズメにナブラとボイルがいっせいに発生し、アジが釣れ始めるのがこれまでのパターンです。

 

当然、今日も釣れるはずとの予測で来ていました。

 

ところが・・・。

 

 

日時/場所/潮汐/タックル

2016/8/21(日)

20160821潮汐

船越漁港

中潮
干潮 5:20
満潮 11:31

 

船越漁港に4時で待ち合わせをしていたのですが、AZMくんとKZTくんは4時前にはすでに到着していました。

場所は無事に確保できただろうかと心配していたのですが、自分も現地に到着してその心配は不要だったことが判明。

 

混雑していない・・・。

なぜか、人が少ない・・・。

 

つい先週までは前日から場所取りしているほどの混雑状況だったのに、今日はなぜ??

あと、もう一つ気になることがありました。

船越漁港に来た時には必ずいた常連と思われる賑やかな方たちの姿がない。

 

今日の潮汐は、5:20分に干潮なので、朝マズメと干潮が完全に重なっている状況。

もしかして釣れないタイミングなのか・・・。

 

何か腑に落ちないと感じながらも、波止先端付近の良い場所に3人で入れたことで安心し、釣りの準備を始めました。

そうしているうちに夜が明けてきました。朝マズメ間近です!

船越漁港の朝マズメ

 

いつものパターンだと、鳥達がどこからともなくやってきて海面の小魚を捕食し始め、そしてナブラとボイルが発生するので、それを待ちます。

あと少し、あと少し、いつものパターンになるのを待ちわびていました。

 

ところが、過去3回の釣行ではだいたい5時前後にはいつものパターンが始まっていましたが5時半を回り6時近くになってもその気配がありません。

みなさんも待ちくたびれているご様子。

船越漁港の様子

 

目安にしていたのが鳥の捕食行動も始まるどころか、鳥が1羽もいない・・・。

魚がいないから鳥もいないのだと思われますが、なぜ??

 

海に生命感がない。

海が穏やか過ぎる。

魚の気配がない。

おかしい。。

 

 

今日は釣れない日なのだろうというのが、だんだん確信に変わってきました。

周りの方々もアジ接岸を待ちわびてワーム、メタルジグ、さびきを続けているのですが、アジは1尾も上がっていません。

 

あれほどまでに盛り上がっていた船越漁港のアジ釣りでしたが、こんなにも釣れなくなるなんて想定外でした。。

 

結局、いつものナブラやボイルは発生せず。

晴天の天候のなか、船越の海は素晴らしい落ち着きを見せてくれました~!!(汗)

 

こりゃ参った。。(笑)

 

今日はアジは釣れないと諦めたのですが、ボウズでは帰りたくはありません!

何らかの魚はいるはず。

なんとしても1匹は釣ろうと思い、気持ちを切り替えです。

 

足元を覗くと、波止すれすれのところに小魚の群れが泳いでいます。

そこに10gのジグヘッドを入れて上下に動かしていると、それに興味を示す小魚がフォール中にジグを追いかけていました。

コツコツと小魚がジグに当たっているのがロッドに伝わってきます。

 

10gジグが大き過ぎるのだと思い、7gオールグロウのメタルジグにチェンジ。

上下に動かして、ヒラ、ヒラ、ヒラ~、とジグを泳がせるとやはり小魚が寄ってきます!

 

気持ちを集中して、ロッドを操作します。

 

「食べるんだ、喰いつくんだ、小魚たちよ。」

 

そう願いながら真剣ジギングです!

 

こい、こい、こい、

 

そしたら、キターー!!

 

釣れましたよっ!待望の1匹でーっす!!

 

ヒイラギ

 

メタルジグ全長が38ミリほどで、魚はその2.5倍くらいなので、約9.5センチくらいでしょうか。

輝くシルバーの魚体に鮮やかなイエローライン、そして黒い斑点が特徴の「ヒイラギ」ですね。

 

釣れてくてありがとーう♪

楽しませてくれたことに感謝してリリース。

 

暑くなってきたので帰ることにしましたが、漁港を見渡すと近くに岩場があることを発見。

歩いていけそうなので、少し立ち寄ってみることにしました。

 

船越漁港の近くの岩場でジギング

行ってみると、こんな感じのところでした。

船越漁港の岩場

 

小魚が潜んでいそうだと思い、ワームから始めました。

釣れず。

次に、ハゼ用プラグを通してみました。

釣れず。

次に、10gジグヘッドにロックフィッシュ用ワームを付けてキャスト。

 

するとアタリらしき反応が!

リールを巻くと切れた感触がありロストか、と思いきやジグヘッドは戻ってきました。

ワームを見るとテールが食いちぎられている。。

多分フグです。

 

ちぎれたままキャストしてみると、またしてもアタリらしき反応がありました。

ワームを見てみると、さらに短くなってます。

食いちぎられたワーム

 

フグでしょうね、きっと。

KZTくんは、パンパンに膨れ上がったフグを釣り上げていました。

 

釣れそうにないので、ここで納竿。

 

船越漁港の波止では、この猛暑の中まだたくさんの方々が釣りをしておられました。

熱中症には注意ですね。水分と塩分の補給が大切です。

猛暑の船越漁港

 

 

PS.

熱中症対策としてミネラル補給するときは、塩化ナトリウム99%の化学塩(工業塩)ではなく、海水から手間ひまをかけて作られた天然の塩が良いらしいですよ。

 

健康に良く、熱中症対策としても有効な天然塩は例えばこれら。

 

生命は海から誕生しているので、体内のミネラルバランスは海水のミネラルバランスを基準として維持しようとするのだそうです。

塩化ナトリウム99%を摂取すると体のミネラルバランスは偏りが生じてしまい、元に戻そうと塩化ナトリウムを体外へ排出するために他のミネラルを使わなければならず、結果的にミネラルバランスが崩れてしまい、不足状態となり健康を害することになるのだそうです。

戦前、日本は世界でも指折りの優良な天然塩生産国でしたが、敗戦により塩田はGHQによって完全に潰されてしまいました。日本人の力の源や長寿の要因の一つは、優良な天然塩である、という分析だったのでしょう。最近になってようやく天然塩の生産が解禁されたのだそうです。

 

価格は少しお高めにはなりますが、健康のためを思うと本物の天然塩を食べた方が良さそうです。