ピンキーラインを1ヶ月使ってみた感想

アジングを始めるにあたり、メインラインはエステルラインのピンキーを選択しました。

このラインを選んだ理由は、購入前の事前調査で知った5つのポイントです。

 

  • PEよりも質量が重く沈みやすい
  • フロロカーボンよりも巻きぐせがつきずらくライントラブルが少ない
  • 感度がいい
  • PEラインには劣るが強度がある
  • アジングに特化した会社が販売している

 

サイズは細いラインほど遠投に有利と思っていたので0.3号を使ってました。ピンキーラインには0.2号もありますが、釣具屋の店員さんからさすがに切れやすいと聞いていたので0.3号を選択。

ピンキー0.3号を1ヶ月使ってみた感想をまとめてみようと思います。

 

 

感度はいい

小さな豆アジのあたりを感じ取ることができていたので、感度はいいと思います。

ただ感度に関しては、ライン意外にもロッドやリールも関係してくることなので一概には言えませんが、小さいアタリがとれているのでエステルラインの感度は良好だと思います。

 

夜釣りでラインが見えずらい

始めて使った時のことをよく覚えているのですが、夜釣り際にピンキーラインはほぼ見えませんね

常夜灯の下にいても、ヘッドライトの明かりなしにはノットを結ぶのは困難だと思います。

これには本当に苦労しました。

特に、オレンジ色の常夜灯のもとでは本当に見えないのです。同系色だからでしょうか。。

あとキャスト後もラインは見えません。

キャストがまだまだ下手なのでどの方面に飛んでいるのかを確かめたいことがよくあるのですが、ピンキーラインは見えないのでわからないのです。

ピンキーラインのカラーは「魚には見えない」ということがキャッチフレーズとしてメーカーサイトに書かれていますが、釣りをする際にはピンキーラインに透明なショックリーダーを結んでジグヘッドを装着するので、魚に見えるか見えないかは釣果に関係ないのではないかと疑問を感じます。

逆に夜釣りにおいて、人間の目にもラインが見えづらいのは大きなデメリットだと感じました。

現地でノットを結ぶのに相当苦労しました。細いし見えづらいし大変でした。

 

ライントラブルが多い

ピンキーラインはデリケートならラインで、キャスト後は「ラインさばき」や「ラインメンテナンス」をしっかりやっておかないとライントラブルが発生します。

キャスト時に違和感を感じラインを見てみると、ぐちゃぐちゃに絡まっていたことが数回ありました。

rainntoraburu

エギングではPEライン「よつあみ G-soul Upgrade X8 0.8号」を使ってきましたが、このようなライントラブルは皆無でした。

「ラインさばき」をしっかりやっていればこのようなトラブルは起きないのでしょうが、逆に言うとラインさばきやラインメンテナンスを適切にやっておかないとトラブルが発生しやすいライン、ということでもあります。

釣りの最中はいろんなことに気をとられるので、ラインさばきを意識しなくてもよいラインであるほうが好ましいです。

 

ラインブレイクが起こりやすい

エステルラインはそこそこ強いといろんなサイトで書かれていますが、実際に自分で使ってみた感想では、ピンキーラインは結構すぐ切れます。

徐々に引っ張る負荷においてはそこそこ強いです。根掛かりでラインを切りたい時にはその強さが発揮され、なかなか切れません。エステルラインは多少伸びるので、引っ張ると伸びてなかなか切れないのです。

メーカーサイトでの強力 → 標準直強力:1.4lb(約620g)

 

かと思いきや、突発的な負荷にはとても弱いです。

突発的な負荷がかかるのは、キャスト時だと思います。(キャストのやり方が悪いだけなのかもしれませんが。。)

1グラム程度のジグヘッドなら思いっきりキャストしても切れないのですが、Mキャロやスプリットシンカーを付けてキャストしたら簡単に「プチッ」っと切れちゃいます。

これにはよく泣かされました。

夜釣りの最中、ボトムを探ろうと見えづらいラインで一生懸命にMキャロを仕掛けを作り、ようやく完成してキャストしたら一発で切れる、こんなことが数回ありました。

メタルジグでも同じで、3グラムを超える重さを遠くに投げようと少し強めにキャストしたら切れました。(ピンキーラインはメタルジグを前提としたラインではないのかもしれませんが・・・)

こんなことでは、探れるエリア範囲が狭まり、沖にいる魚を狙うことはできません。

ノットを結び直すのも手間ですし、時間ロスも大きいです。

 

ノット結束がやりづらい

ノット結束は、ピンキーラインの箱の裏に書かれているノットで結束していました。トリプルエイトノットです。

ピンキーライン箱裏

このノットは結びやすいとは言いがたかったです。ピンキーラインとショックリーダーを重ねて、それを3回グルグルひねった後、輪っかの中に末端ラインを通して結束しますが、これがなかなか大変。。

輪っかの中に末端ラインを通す際、親指と人差指の二本指を輪っかに入れて末端ラインを掴む必要があるのですが、必然的に輪っかを大きくしなければならず、結果的にメインラインとショックリーダーのカットロスが長くなります。

しかも何度やってみても慣れることができず、見えにくいラインのノットを結び直すのがだんだん苦痛になっていました。。

ショックリーダーは事前に使う長さを切っておく必要もあり、結束に失敗したらその分ショックリーダーが短くなってしまいます。

 

まとめ

ピンキーラインは、足元近くを泳いでいるアジを釣るのには問題ないと思います。

しかし、少し沖の方にいるアジや、ボトム付近のアジを狙うのには不向きだと感じました。

ということは、自分のアジングスキルではピンキーラインで大きめサイズのアジを釣るのは難しいということになっちゃいます。。

また、釣り初心者(ビギナー)の方にも難しいラインだと思いますよ。デリケートなラインなので取り扱いが難しい。アジング初心者の自分には使いこなせないと思いました。

 

ただ、この感想はアジング初心者の自分が感じたことであって、すべての人にとってそうではないはずなので、そのことはお断りしておきますね。。誤解のないようお願いします。

 

今後ピンキーラインを使うことはないかもしれません。今のところそう感じています。

 

じゃ今後ラインは何を使うのかって?

 

ピンキーラインで感じていた悩みをすべて解消してくれるラインを見つけちゃったんですよ。

DUEL Armored F+」というラインです♪通称アーマードフロロ。

アーマードフロロは、PEラインをフロロカーボンでコーティングしたラインで、ピンキーライン0.3号よりも細い0.2号で3.5倍の強度があります!!

アーマードフロロ

 

ピンキーラインからアーマードフロロに変えてアジングで使ってみたら、初日でとんでもない釣果がありました!

別記事に書いてます。 → 2016/7/31 アジング釣行 船越漁港で40cmオーバーのデカアジが釣れる!!

IMG_6412

 

エギングでは、DUEL(YO-ZURI)のエギを気に入って多用していましたが、今回の件でラインでもお世話になることになりそうです。

 

アーマードフロロの使用感想は別記事にて書いてます♪

記事:アーマードフロロライン0.2号「DUEL Armored F+ 0.2」を使ってみた感想