アジングロッドの選び方について
2016年からアジングを始めることにしました。
エギングにはまってましたが、6月以降はシーズンオフになり他の釣りもやってみたいと思い始めました。
エギングロッドは汎用性が高いのですが、さすがに1gのジグヘッドを扱うには無理があります。
アジングで釣果を上げるために重要なことは、アタリをとることですが、エギングロッドではアジの繊細なアタリを感じ取れる作りにはなっておりません。
ということで、アジングロッドを新しく買うことにしました。
アジングロッドは、各メーカーからそれはそれはたくさんの種類が販売されています。
1つのメーカーからだけでも、グレードが複数あって、更にグレード毎に数種類あったります。
そうなると、相当な数の種類があることになりますよね。
何を買うかいろいろと迷いましたので、どんな基準で選んだのかをここでまとめてみようと思います。
まずは求める機能です。
- Kガイドを実装していること
- ロッド自重が軽量であること
- 繊細なアタリを拾えること
- ジグヘッド単体でアジングできること
- キャロも使えること
- ロッドが強く丈夫なこと
- ティップが乗せ掛け調子であること
- 将来的に買い直しが不要であること
初心者であるにも関わらず、求める機能がたくさんありますねぇ。。
贅沢です、はい。。
「機能=価格」なので、高機能なほど価格も高価になってきます。
それはさておき、一つ一つの機能を細かく見ていきます。
Kガイドについて
釣りをするにあたってライントラブルほど面倒なことはありません。
釣りを中断せざるを得ないので時間をロスするし、場合によってはラインを切り捨てなければなりません。
ライントラブルを低減してくれるKガイド実装は必須ですね。
ロッド自重について
アジングで使用するジグヘッドは1g前後で非常に軽いです。軽量ジグヘッドを操作するためには、ロッドも軽くなくてはいけません。
例えば、2グラムの重量を図りたいときに、体重計なんか使いませんよね。それと同じ要領だと思います。
アタリの拾いについて
アジをアジングで釣れるか釣れないかは、アジの繊細なアタリを感じ取ってフッキングできるかにかかっています。
アジはワームを食べる際、吸い込んだり吐き出したりを繰り返すそうで、そのアタリがわかることでより多くのアジを釣ることができますし楽しめます。
ワームはエサではないので、アジが口に入れた時に違和感を感じて吐き出して逃げてしまいます。そうならないためにも繊細なあたりを拾えるロッドの方が好ましいです。
ジグヘッド単体でのアジングについて
先程も書いてますが、アジングでは1g前後という非常に軽いジグヘッドを使います。
なのでロッドもそれに対応している必要があります。最近のアジングロッドは、この軽量ジグヘッドをより扱いやすくするために、ロッド長が短くなる傾向にあります。
5フィート台のロッドまで販売され始めております。
キャロの使用について
キャロは遠投するために使用するシンカー(おもり)ですが、遠投するためにはある程度のロッド長がある方が有利です。
ジグヘッド単体のアジングとは相反する機能ですが、ジグヘッド単体でもキャロでも使えるバランスのとれたロッドあれば好ましいと考えていました。
ただ、ジグヘッド単体とキャロの両方が使えるロッドというのはあるのですが、やはり中途半端であることは否めません。
ここは妥協どころですね。
ジグヘッド単体のみでアジングに専念したいのであれば、キャロ使用は考慮せず、ショートロッドを選ぶのがベストだと思います。
ロッドの強度について
アジングロッドは繊細さを求める釣りなので、ロッドも細く軽いものになってきます。そうなると当然強度が下がり折れやすくなります。
しかし技術革新のおかげで、細くても強いロッドが存在するのです。ロッドの強度で求めるレベルとしては、尺アジをタモなしで引き上げれる強度としました。
ティップの調子について
アジングロッドには、「乗せ調子」と「掛け調子」とがあり、さらにその両方を併せ持つ「乗せ掛け調子」というのもあります。
乗せ調子とは、アジが反転する動きによって針がアジの口にフッキングすることで、アジの動作がメインです。
架け調子とは、アジのアタリを感じ取ってロッド操作でフッキングさせることで、人のロッド操作がメインです。
乗せと掛けの違いはティップの具合で異なります。
ティップがある程度の柔らかいのが「乗せ調子」(ソリッドティップ)
ティップが高弾性で張りがあるのが「掛け調子」(チューブラーティップ)
乗せ調子の方が数釣りできるそうですが、フッキング操作をして釣った喜びを楽しめるのは掛け調子です。一般的に初心者は「乗せ調子」のロッドから始めるのがいいと言われています。
どちらがいいんか迷うところですが、じつは両方の要素を兼ね備えた「乗せ掛け調子」なるロッドが販売されています。
アジに違和感を感じさせない柔らかさを持ちつつ、ある程度ロッドが曲がると高弾性になるロッドです。
どのスタイルを選ぶかは釣る人次第ですが、私はアジングロッドでいろんな釣りを楽しみたいと思っているので「乗せ掛け調子」のロッドにしました。
将来的に買い直しが不要であること
趣味の釣りに使えるお金は、限られています。
初めて買ったアジングロッドで長く楽しみたいと思っていましたので、「最初の1本だからまずは安いロッドで試してみよう。」はやらないことに決めていました。
機能=価格なので、安いロッドにはそれなりの理由があるのです。
機能に満足できずに将来的に買い直しが必要だったり、下手するとアジングの楽しさを味わえずに、つまらないと誤解してしまう可能性もあるのです。
そうなるともったいないですよね、時間とお金が。
なので、「初めてだから安いロッドで試してみよう」ではなく、「アジングの楽しさを味わえるロッドを買おう」という方針で選びました。
ということで、求める機能を満たしているであろうロッドを決めました♪
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