PEラインのコーティングについて
エギングにおいて、PEラインはかなり重要な要素でありますので、傷みや毛羽立ちがないか細心の注意を払う必要があります。
「キャストして巻く」という動作を、エギングでは数えきれない回数で行いますが、その度にPEラインはガイドとの摩擦にさらされています。
さらに大物がヒットして引きが強い場合、PEラインはガイドと強い摩擦にさらされます。
PEラインは過酷な状況で使われるものなので、購入する際は少々高価でありますが、高信頼性で高品質であることを重視して買うようにしてます。
そんなPEライン、できるだけ長持ちさせたいですよね。
長持ちさせる効果的な方法として、PEラインにコーティング剤を塗布して傷みや腐食から防ぐのがベストです。
PEラインのメンテナンス
釣りに行った後は、メンテナンスをします。
- 真水で海水成分を洗い流す
- 陰干し乾燥
- コーティング剤塗布
これをすることで、PEラインは長持ちします。
新品のPEラインは、コーティングされた状態で出荷されています。
使う前のPEラインを指で触るとわかりますが、かなり滑らかでスベスベしています。
しかし、PEラインは縒り糸なので釣りを重ねるにつれて、細かいゴミが付着し、そこから傷み始めます。
次第にコーティングも剥がれていき、PEラインの表面に細かいキズがつき始めます。
すると、PEライン表面がガサガサになりガイドとの摩擦でどんどん傷が悪化していくことになり、飛距離の低下、毛羽立ち、強度低下をもたらします。
PEライン表面の傷を防ぐには、コーティングの補強が効果的です。どんなに良いPEラインでも使っていくうちにコーティングが剥がれていくので、釣りに行った後は軽くコーティングするメンテナンスを行なっています。
コーティング剤でオススメなのは、「PEにシュッ」でおなじみのPEライン専用フッ素系コーティング剤です。シリコン系のコーティング剤でも同様の効果があるらしいです。
「PEにシュッ!」は、常温フッ素コート剤を使用した、ラインの表面にフッ素の保護膜を形成する、PEライン専用コーティングスプレーです。フッ素の強力な保護膜でラインとガイドの摩擦抵抗が少なくなるので、スムーズなキャスティングと抜群の飛距離を実現します。キャストの繰り返しによるラインの劣化やガイドの摩耗・損傷も防ぎます。また、静電気も抑えられますので、ライントラブルが少なくなります。
代表的な「PEにシュッ!」は、3つラインナップされています。容量と価格で見ると業務用が一番コストパフォーマンスがいいです。業務用を買いました。
PEにシュッ! 業務用 |
PEにシュッ! ノーマル |
PEにシュッ! 小型携行用 |
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内容量 | 300ml | 100ml | 50ml |
価格 | 約2,700円 | 約1,700円 | 約1,400円 |
リンク | Amazon | Amazon | Amazon |
フッ素コーティング剤は高いのですが、これを使い始めてからラインの毛羽立ちがだいぶ抑えられているのを実感します。
PEラインが痛むと、ラインが絡まって団子になったり切れやすかったりと、ライントラブルが起きやすく、精神衛生的にもよくありませんからね。。。