天気は良いけど強風と速い潮流で厳しいコンディションでのエギング
先週に引き続き、またまた星賀漁港へエギングへGoしました♪
鷹島方面は遠いんですけど、この時期は呼子とか鷹島方面でないと釣れない気がしてるので、
エギングしたければ行くしかありません!
また、先週のエギング釣行でつかみかけたエギング感覚を復習する目的もあり
なんとしても今週もアオリイカを釣りたかったのありました。
天気予報では、雨の心配はなかったのですが、
風速が4~6メールで強風波浪注意報が出てました。
風がある場合、風がどの方向に吹いているのかによってコンディションが変わるのですが、
この日は最悪の横風強風の予報でした。。
星が漁港に着くと、すでにKZTくんはエギングを始めてました。(はやっ)
昨日仕事だったにもかかわらず、5時過ぎには着いていたというからスゴイ。
天気は良くて青空でした。
でも、風を確かめると天気予報の予測通り、体を軽く揺さぶられるくらいの強い横風が吹いておりました。
エギングするにあたり、最悪なコンディションですねー。。
他にエギングやってる人は、ずばりKZTくん以外誰もいませんでした(笑)
釣りにならないってことで、みんな帰ってしまったんだそうです。
よしっ!隣を気にせずにエギングできるぞ!とポジディブに考えて
エギング開始です。
日時/場所/潮汐/タックル
- ロッド : DAIWA Emeraldas アウトガイドモデル 83M
- リール : DAIWA LUVIAS 2508PE-DH
- PEライン: YGKよつあみ G-soul Upgrade X8 16lb 0.8号
エギング開始して分かったこと、それは潮流と風向きが逆だということでした。
風は、右から左へ。
潮は、左から右へ。
でもって、この日は潮流も速くて、エギがけっこう流されてしました。
なので、キャストするエギは風に乗せて左よりに飛ばし、
エギ沈下を待った後は、目の前でしゃくれる計算になります。
ところがですねー、どうもそう単純でもなかったんですよ。
潮は基本的に「左から右 → 」だったんですが、海面に浮いてるPEラインは風の影響で
「右から左 ← 」に流されてしまうんです。
こうなると、もうエギの着底を確認することは難しい。。
たぶんですが、海面からエギまでのPEラインは、左に右にと曲がりくねっているはずで、
この状況でアタリを取るのは無理。。
それでもって、エギをキャストしても、風の影響で飛距離はでないし、ラインは風で膨らむしで、
まったく思い通りにならず、厳しい状況でした。(エギングする人がいないのも納得)
とりあえず、飛距離だけでも伸ばそうと、ちょっとした工夫をしました。
愛用のパタパタエギを1.5倍から2倍近くかっ飛ばす裏技です。
パタパタエギを1.5倍以上かっ飛ばす方法
その裏技がどういうものかというと、パタパタエギをカンナを前方にして飛ばす方法です。
具体的にどうやってるのかというと、下の写真がわかりやすいと思うのですが、
ラインをパタパタ胴体にクルッと1周巻き付けて、そのままラインをカンナの針の間に入れちゃうんです。
この状態でキャストすると、カンナが前を向いて飛んでいきます。
空中で姿勢が崩れてしまうと、ラインがエギから外れてしまって失速しちゃうんですが、
それでも通常キャストと同じくらいは飛んでくれます。
で、もしうまく姿勢を保って飛んでくれれば、じつに1.5倍から2倍近くまで飛距離を伸ばすことができるんですよ!
パタパタエギは通常のエギに比べて、パタパタフットがあるので空気抵抗で飛距離がでない、
ってよく言われてますよね。
カンナを前に向かせて飛ばせばその問題も解消するんですよ。
パタパタフットの取り付けは、傾斜がつけてあって頭を前にすると空気抵抗を受けるような作りになってます。
ところが、下の図のように、カンナから飛ばせばパタパタフットの空気抵抗が低減するんです。
その結果、エギの弾道はより直線的な軌道になって、けっこうぶっ飛んでくれるんです。
キャストする前に、ラインをエギに巻きつけないといけないので少々面倒ではありますが、
横風ビュービューで飛距離が出せないときには効果的です。
この方法で沖までエギを飛ばすことができて、じっくりじっくり探り続けました。
すると!!!
10時過ぎだったのですが、シャクった時にフッキングの手応えキターーです!
アオリイカ? それとも コウイカ?
期待して寄せてみると、アオリイカでした!!
波でカンナが外れないようテンションを緩めず岸まで寄せることに成功。
で、無事ランディングです!!!!
釣れたアオリイカがこちら。
「釣れてくれてありがとーう!」です。
最悪のコンディションだったのですが、この厳しい状況でなんとか1杯釣り上げたいと思っていたので、
この釣果はかなり嬉しかったです。
粘ってよかったーー♪
お持ち帰りするために、シメました。
真っ白!アオリイカは本当にきれいなイカですよね。
群れが回遊してきたかも!?
と期待してキャストを続けたのですが、後が続かず。。。。
すると、KZTくんがサビキでアジを大量ゲット!
何を始めるのかと思ったら、ヤエンです。
ヤエンでアオリイカが即喰い
エギを投げても投げても反応を得られず、もうアオリはいなくなったとばかり思っていました。
ところが!
アジを泳がせたところ、すぐにアオリが喰ってました・・・。
「アオリイカ、いたんだ・・・」という驚き。
ヤエンが難しいのは、アオリイカがアジを食べている中で、ヤエンに掛けれるか?です。
上手な人でも、6~7割の確率とのこと。
ヤエンってこんな形のカンナです。
KZTくんがラインにヤエンをセットしてトライしたのですが、アオリイカを海面まで上がた瞬間、
アオリイカは異変を察知して墨を吹き出して逃げてしまいました。。
その直後、自分のアジにもアオリイカが喰ってきたのですが、同じく海面まで上げた直後に
逃げられてしまいました。。ヤエンって難しい。。
その後、アジ泳がせでも反応なし・・・
ここで納竿です。
いやー、イカ釣りって難しいです。
だから面白くてハマるんですけどね(笑)
この日は1杯しか釣れませんでしたが、試行錯誤の末に釣ることができたので
いつも以上に嬉しかったですね。なんか達成感ありました。
そろそろ寒くなってきましたが、秋イカシーズンいつまででしょうか?