アジングで初のまともなアジ釣果♪
先日、悔しい思いをした野北漁港でのアジング釣行でしたが、アジング情報を入手していました。
親切なエギンガーの方が船越で大きなアジが釣れているとの情報を教えてくれたことを思い出し、それを確かめるべく1週間後の今日、釣友AZMくんと船越へ釣行に出かけました。
満潮時刻は7:30。
猛暑予報なので釣りをできる時間は8時までが限界とみて、4時に現地集合することにしました。
船越漁港は過去に牡蠣を食べに来たことがありましたが、釣りをするのは今回が初めてです。
どこが釣れるポイントなのかサッパリわかりません。
Kindleに保存している「波止ガイド福岡版」を参考にポイントへ向かいました。
到着して驚いたのですが、すでに満員御礼状態でした。。。
波止先端まで人がびっしり。4時に、ですよ!
しかしこんなことで諦めるわけもなく、なんとか入れるスペースを見つけて入り込みました。
波止先端より少し手前側に場所を確保です。なにげに良い場所取れました♪
「人気がある漁港ということは、よく釣れる漁港ということなのだろう。」
そんな期待をしつつ、アジングを開始しました。
日時/場所/潮汐/タックル
日時/場所/潮汐/タックル
2016/7/31(日)
船越漁港
中潮
干潮 1:18
満潮 7:34
- アジングタックル
- ロッド:Yamaga Blanks Blue Current 74 Ⅱ
- リール:SHIMANO Soare CI4+ C2000PGSS
- ライン:DUEL Armored F+ Standard 0.2号
- リーダー:TINY LEADER FC 4lb(1号) フロロカーボン100%
仕掛けは1gジグヘッドにアジアダーのセットです。
これまでのアジングでのメインラインは、エステルライン「Pinky 0.3号」を使っていましたが、今回からPE&フロロの「DUEL Armored F+ 0.2号」に変えました。(変えた理由については、別記事にまとめています。)
どんな感じなのか使用感が気になっていたのですが、数キャストしてアーマードフロロは良いラインである手応えを感じました。
まず、よく飛びますね。
そして視認性もよいです。
家でノット結んで強度も確認したのですが、軍手付けて思いっきり引っ張らないと切れないほど強度がありました。さらにラインブレイクは、PEラインではなくショックリーダーが先に切れてました。強度は問題ない感じです。
でもアジの反応まったくありません。周りも釣れておらず、時合を待つ状態が続きました。
そして、ついに1尾目が釣れました。5:15分でした。
その後、周りでも次々とアジが釣れ始めており、ついに待っていた時合に突入です。
ジグヘッド単体で3尾釣れましたが、周りを様子を見ていると一人の方がテンポよくアジを釣っているのを発見!!
仕掛けを見てみると、メタルジグを投げていたのですが、アジが掛かっている場所はメタルジグより上の部分で変だなぁと思ってよく見ると、サビキ仕掛けの下にメタルジグを付けていることが判明。
ジギングサビキという仕掛けだったかと思います。ネットで見かけたことがあり気になっていました。
直感的に「なるほど!!」と同感してしまいました。
確かアジングで大事なことは2点だったはずで、
- 時合の間にテキパキと釣ること
- レンジを間違えないこと
だと認識していました。(今までにアジングについて調べた結果)
サビキ仕掛けであれば1メートルの間に6本針がセットされていて、その幅を使ってレンジを広く探れるし、テキパキと釣れそうだと感じ、自分の仕掛けを急いでサビキ仕掛けに変更しました。
根掛かりでメタルジグをロストするのも勿体ないので、シンカーはナス型おもり1号を付けました。
そして軽く大きくキャストしてみたら、ものすげー飛ぶ!!
そりゃそうですよねー、1号のおもりで投げてますから。1グラムのジグ単とは飛距離が全然違います。
この仕掛けを可能にしたのは、1号おもりでもラインブレイクしない強力なアーマードフロロラインだからこそです。
ジギングサビキを実際にキャストして分かったこと3点あります。
- まず、ジグ単よりも圧倒的に飛距離が出ます。
- 次に、シャクリ上げて沈めることで簡単にテンポよくレンジを探ることができます。
- そして、1号おもりのおかげでボトム到達までの時間がジグ単に比べて圧倒的に短いです。
この仕掛けに変更してから、アジが次々と釣れ始めました。しかも、今まで釣ったことのない良型ばかりです!
これは楽し~い!!
10センチ前後の豆アジではなく、20センチ前後のそこそこサイズのアジが釣れるのです♪
ボトムに沈めて、シャクって沈めて、ただ引きして、またシャクって、沈めて、
「ブルッ、ブルブルッ」
アタリきたー、釣れた~!の繰り返しです。
沖のほうでも釣れましたし、足元すぐ近くでも釣れました。
この仕掛けはかなり効率が良かったと思います。自分はまだまだアジングが下手なので、ジグ単でやってたら数匹釣って「時合終了~」になっちゃうところでしたが、なんとか10尾ほど釣ることができました。
1時間ほどして時合が終了。周りでもパタリと釣れなくなっていました。
釣れるのは極小カマス?ばかりです。
メタルジグで初釣果!
今日は終わりかなーと考えていた時に、メタルジグを準備していたことを思い出しました。
ちなみに、今までメタルジグで魚を釣った実績はありません。
周りでシーバスが釣れているのを見ていたので、試しに投げてみようとジギングサビキからメタルジグにチェンジ。
使ったメタルジグは、メジャークラフトのJigpara Micro 10g GLOW PINK です。
【Amazon】ジグパラマイクロ JPM-10g #18グローピンク
メタルジグを投げてみたところ、ジギングサビキの1.5倍くらいぶっ飛びました。驚きの飛距離!
フリーフォールで沈めます。
着底までのカウントを数えていたのですが、ライン放出が止まったのでシャクリ上げたところ、何やらアタリらしき生命反応を感じました。
リールを巻くと、魚が暴れだしドラグからラインが出ていきます!やはり掛かってました!!
魚が暴れている様子がロッドに伝わってきます!
リールを巻き続けますが結構重い。ロッド先端も大物を感じさせるカーブを描いています。
「初めてのシーバスか!?」
期待が膨らみます。
遠投しているので寄せるまでに時間がかかり、ようやく足元まできました。
足元付近に来たときに、最後の抵抗なのかまたまた強い引きでドラグからラインが出ていきます。
ようやく足元に寄せることができ、そして魚を確認してみると・・・、
予想していたシーバスではなく、なんとアジでした!!
見てすぐにわかったのは、ロッドで引き上げるのは無理だということです。今まで釣ってたアジのサイズとは全然違い、かなりデカかったのです!!
自分はタモを準備しておらず困っていたところ、隣の方がタモで確保してくれました。
お隣の方、ありがとうございました。
タモで引き上げたアジは、とんでもない大きさでした!スーパーの鮮魚店でも見たことない大きさで、ぱっと見はサバのようにも見えます。こんな大きなアジが存在していることに驚きです。
近くで釣っていた別の方も見に来てくださり、メジャーを持っているとのことで測ってもらったところ、
なんと40cmオーバー!!! 尺以上でした!
テレビ番組で、40cm以上を「メガアジ」、50cm以上を「ギガアジ」って呼んでいるのを見たことがあったのですが、まさか自分がメガアジを釣ることができるなんて全くの想定外でした。
嬉しすぎます♪
その後、さらにメタルジグでアジ1尾が釣れました。
この日はメタルジグで初めて釣果をあげた貴重な一日となりました♪
時刻は8時を過ぎていました。かなり暑い。。
釣友AZMくんも暑さで疲れている様子だったので、ここで納竿。
帰り際に、水面でクルクルと回転している小魚を発見。シーバスや鳥はこの魚を食べているのでしょうか・・・。何か癒しのようなのどかさを感じます。
デカアジのサイズは43センチ
家に帰ってあらためてアジのサイズを調べてみたら、43センチありました。
アジに見えないアジでした。
水くみバケツからジャンプして逃げていった元気の良いアジや、バラシが数尾ありましたが、全部で12尾の釣果。
- 43センチ 1尾
- 25センチ 1尾
- 22センチ 4尾
- 20センチ 2尾
- 15センチ 4尾
アジ料理
家に帰り着いてから、あのデカアジを3枚おろしにしました。
胃袋からは、いりこのような小魚がたくさん出てきました。大きなアジはフィッシュイーターだということにあらためて気付かされましたね。(今更ですかね・・・)
デカアジはボトム付近をメタルジグで探るのが効果的かもしれないので、次回の釣行でも再現性があるか試してみようと思います。
残りのアジも下処理した後、かみさんがアジを料理してくれました。
アジの刺身
アジの塩焼き
アジの竜田揚げ
アジの唐揚げ
どれも最高に美味しかったです。
アジのサイズ表記を間違えていますよ。
30センチ以上でメガアジ、40センチ以上でギガアジです。