鷹島と呼子の周辺を一日中回ってアオリイカを探し回った結果はいかに!?
この日は釣友KZTくんと鷹島へエギング釣行。
朝マズメから釣りを始めることにしたので、集合は朝5:00に現地集合です。3:00起床で3:20に家を出ました。
日中の福岡市はいつも渋滞で混雑しているのですが、さすがに早朝は車が少なくスムーズで快適です。
釣りは早起きして出かけるのがいいですね。
最近の釣行は、横の人は爆釣なのに自分はさっぱり釣れなかったり、強風で思うように釣れなかったりと、釣果が思わしくなく不調だったので、なんとか挽回するきっかけが欲しいと思っていましたが、今回の釣行ではなんとか釣果を得ることができました♪
秋イカを求めて、釣り場を9ヶ所も巡る大釣行になりました。
立ち寄った漁港や波止はこんな感じです。
星賀漁港 → 駄竹漁港 → 殿の浦漁港の北 → 阿翁浦漁港 → 白浜海水浴場近くの地磯 → 星賀漁港 → 肥前町納所の漁港 → 肥前町鶴牧の漁港 → 呼子大橋の下
5:00から始めて、22:00まで17時間近くも釣りをしていました。(笑)
今までで最も長い時間釣りをした記録になりました~、いやーでも楽しかったですよ。
やはり釣れると楽しくて長い時間でもできます。ボウズの時は疲労感ハンパないですけどね。。
日時/場所/潮汐/タックル
2016/10/15(土)
大潮
干潮 2:38
満潮 15:57
- ロッド : DAIWA Emeraldas アウトガイドモデル 83M
- リール : DAIWA FREAMS 2506
- ライン : YGKよつあみ G-soul Upgrade X8 16lb 0.8号
- リーダー: フロロカーボン 2号タックル
星賀漁港
まずは鷹島に渡る手前にある星賀漁港でエギング開始です。
10月にもなると、さすがに早朝は寒かったです。地面を見るとイカの墨跡がポツポツあり、イカが釣れていた模様。
アオリイカが釣れることを想像し期待しながらエギをしゃくっていましたが、まったく反応なし。
だんだん夜が明けてきて、「釣れないなー」とか思い、ふとKZTくんの様子を見ると何やら仕掛けを替えている様子。
明るくなってきたから青ものを狙うとのことで、自分もメタルジグに変えることに。
仕掛けは、以前にタックルベリーで買っていたジグサビキにしました。
メタルジグとサビキが付いているので何か釣れるだろうと。
思いっきり沖に投げて着底を確認後、ゆっくりペースのワンピッチでリトリーブしていると、
アタリがありました!!
魚がもがいている様子がロッドに伝わってきて、魚が釣れていることが分かりました。
引きも強く、岸壁に近づくと大きく暴れだし、ロッドを左右に振られ、何の魚だろうかと思って見ていたら
サゴシでした!!
唐泊漁港で逃して以来釣ることができなかった、目標のサゴシです♪嬉しい。
隣の方がタモを貸してくれて、無事にランディング成功!
KZTくんに測ってもらったら、55センチありました。
ウィキペディアによると、~40cmがサゴシ、50~60cmがナギ、60cm以上がサワラ、と書かれていたので、今回釣れたのはサゴシではなくナギですね。サゴシ超えで嬉しいです。
その後、KZTくんもアオリイカを2杯釣れていました。
さすがです!
周りが釣れていない状況の中、しっかり釣ってきます。
それを見て自分もエギングにチェンジ。KZTくんが釣っていたポイントでエギを沈めると、パンと弾かれるような反応がありました。
たぶんイカパンチです。
釣れそうだ、と期待していたのですが、結局釣れず。。
秋のエギングは、イカがいるところをランガンして探すのが大事だということで、場所を変えることにしました。
次に向かったのは、駄竹漁港です。
駄竹漁港
星が漁港に続き、ここの漁港も始めてです。
少し段差のあるテトラに降りてエギングを再開。
すると早速KZTくんにアタリがあります!エギにイカが付いて来ていたようで、キャッチはできずでしたが墨が漂っていました。
イカはいる!
テンション上昇で自分もしゃくり続けますが反応なしで、付いてくるイカも皆無。。
気移りしてあちこちに移動してイカを探っていましたが反応なし。釣れないな~とか思っていたらKZTくんがコチラに向かってきます。
吊り下がっているエギを見てみると、何とそこにはアオリイカが付いている!!
さすがです!!
あまりイカの反応がなかったので、またまた場所移動です。
次に向かったのは、鷹島です。漁港名がわかりませんが、殿の浦漁港の北にある漁港です。
殿の浦漁港の北
釣れそうな雰囲気。
内湾の波止先端に行ってみると、そこにはしっかり墨跡が残されていました。
イカは釣れている模様。
期待してエギを投げ入れシャクってみるも、反応がない。。
イカじゃなく魚が釣れるかもしれない、と思い、次は7グラムのメタルジグを投げてみました。
ジグパラ7グラム オールグローです。
着底後、ワンピッチでリトリーブしていると1投目からアタリがありました!
引いてる!引いてる!
そこそこ引きが強いので、そこそこ大きな魚が釣れたようだと、期待「大」でした。
足元まで引き寄せると暴れだし、もしかしてサゴシか!?とワクワクしていたのですが、魚影が見えてガッカリ。。
エソでした。
それにしてもエソは引きが良いですね。
釣れたのは嬉しいのですが、持って帰って食べれる魚ではないらしく、みなさんリリースするので自分もリリースしました。
1投目から反応が良かったので、メタルジグを投げ続けていると、またまたヒット!
今度は何が釣れた?!楽しみ、楽しみ!!
そんな気分で足元まで引き寄せてみると・・・、もしかして・・・・
はい、またまたエソ君です。
鷹島のボトムはエソだらけなのでしょうか。
次のポイントに移動です。
阿翁浦漁港 → 白浜海水浴場近くの地磯
阿翁浦漁港というところに行きました。
規模が大きい漁港で、客船が出入りしていました。
テトラと岩場があるところでエギングするも、イカは釣れず。
次に白浜海水浴場のそばにある地磯へ移動。
ここもイカが釣れそうですが、シャローで根掛かりしそうなところです。
根魚を探ってみようとダイソーのメタルジグを投入。
するとアタリがありました!!
よっしゃー、何か釣れたー! と期待して足元まで引き寄せてみると・・・
まさか・・・
はい、またまたエソ君です。3尾目です。。
鷹島のボトムはエソだらけのようです。。
KZTくんはカサゴを釣っておりました。
結局、ターゲットのアオリイカは釣れず、ここも撤収。
近くのお店で昼食を食べ休憩。
かれこれ8時間近く釣りをしていたので、納竿で帰宅することが頭をよぎりましたが、自分は今日のターゲットであるイカをまだ釣っていない。
鷹島まできてイカボウズでは帰れない。そう思って、今日回ってきたなかで唯一イカの反応を得られた星賀漁港にもう一度行くことにしました。
星賀漁港 リベンジ
漁港に着いてわかったのですが、朝には居なかった大型船2隻が接岸しているではありませんか(泣)
釣り場所がない。。まじかよ~(泣)
せっかく星賀漁港まで戻ってきて何もせずに帰るのはもったいないので、隠れているイカを探すことに。
魚が隠れていそうな構造物の下をじっくり観察していると、イカらしき影が見えました。
その構造物の上では、その周辺に隠れているイカを狙ってエギングしてる人がいました。
釣れているのか聞いてみたいと思い話しかけてみると、エギに付いて来たイカが隠れているとのこと!
その人は2杯のイカを釣っておられました。
イカがいることがわかったので、がぜんやる気が出てきました。YouTubeで停泊している漁船の近くでイカを釣っている動画を見たことがあったので、自分は漁船周辺を探り見えイカを探すことに。
初めての見えイカ
干潮なので水深が浅く、油断しているとすぐにエギが着底していました。漁船が停泊している場所のボトムには根掛かりしやすいロープや落し物などが多くあり、エギをロストする可能性があります。
それに注意しながら、エギを船と船の間に投げ入れて探っていくと、黒い影が忍び寄ってきました♪
イカです!!
ついに見つけました。エギに近づいてきたイカは、すぐには食いついてこず、近寄ったり離れたりして様子を伺っている感じです。
ちょんちょんと軽くエギを動かすとイカは離れるのですが、フォールさせるとまたすぐに寄ってきます。
面白い♪
イカも食べようか、食べまいか迷っている様子です。そこで、エギの動かし方を変えてみました。
ちょんちょんと動かした後、ステイさせました。
すると、ついにイカがエギに抱きついてきました!あわせを入れるとイカは墨を吐き出し暴れますが、エギのカンナがしっかりゲソに掛かっていて、無事にイカをキャッチできました。
やっとイカが釣れました♪嬉し~い。
かわいいサイズでしたが、念願の秋イカだったので持って帰ることにしました。
その後も漁船周りを探してみましたが、それ以降は見つけれず、場所を帰ることにしました。
肥前町納所の漁港 → 肥前町鶴牧の漁港
次に向かったのは、KZTくんも行ったことがない場所でしたが、とりあえず行ってみようと肥前町納所の漁港に行きました。
釣り人用の駐車場があり、ゴミ捨て場、波止上段に登るためのはしごがあり、設備が整っている漁港です。
管理費は300円でした。
まず気づいたのは、海が濁っていて透明度が低いということでした。
しかし、波止の入り口付近にはイカの墨跡がありイカは釣れている模様。エギングしてみるものの反応はなし。
メタルジグも投げてみましたが、これまた反応なし。
日没直前の時間帯に、シーバスなのかアジなのか何の魚かはわかりませんでしたが、内湾でボイルが発生。
狙ってみるもそこまでジグが届かず断念。
その後、場所移動で近くの肥前町鶴牧の漁港へ行きましたが、ここは釣りできる雰囲気がまるでなく、様子見だけして終わり。
KZTくんと話し合った結果、呼子に出撃することに決まりました。
時刻は18時を回っていたので、かれこれ13時間も釣りしていることになります(笑)
完全に釣りキチですね!
呼子大橋の下
3時起きで睡眠時間が短かったことと釣りの疲れで、呼子までの移動時の眠気がやばかったです。。
なんとか耐えて呼子大橋下に到着。
ここは22時まで点灯する常夜灯があり、人気スポットです。
満潮手前でのGoodなタイミングで到着しました。釣り人はたくさんいましたが、釣果を聞いているとイカはまったく釣れていないとのこと。
しかし、海を見てみると小魚がたくさん泳いでいるのが確認できます。
表層のエサを食べているのか、パシャパシャと跳ねています。活性がかなり高いことがわかります。
さらに、よーく見ると小さなイカも泳いでいるのが目視で確認できました。
とりあえず、ワームで小魚を釣ることにしました。
KZTくんがさっそく豆アジをゲットしていました。アジングの反応いいと教えてくれたので、1グラムのジグヘッドにラメ入りクリアワームと自作アシストフックを装着してアジング開始。
最初は、ワームにアタックしてくるアタリはあるのですがフックはかからず釣れませんでした。
そんな中、隣のKZTくんは豆アジをバンバン釣っています。あれっ、何で?
するとKZTくんから「投げたほうがいいですよ」とのアドバイスをもらい、言われた通りに投げてみると、釣れました!
なぜ投げると釣れたのかを解明しようと、足元でワームを動かしてみてわかったことがあります。
それは、ワームを動かすスピードです。
最初はワームの存在をアピールしようと漂うようにゆっくり動かしていたのですが、どうやら見切られていたようです。
速いスピードで動かしてみると、すぐに釣れました。これまでの考え方を覆される嬉しい発見でした♪
それがわかってから、豆アジが次々に釣れました。夏の期間はワームでの釣果が数尾という寂しい状況でしたが、この日は入れ食い状態。同じ豆アジでもこんなに反応が違うかと驚きでした。2人で60匹ほど釣ってました。
近寄ってきた猫たちに10匹ほどお裾分け。
アジング釣果は満足してたので、次はイカを狙ってみることにしました。
最初にセットしたエギは、ピンクオレンジの1.5号エギ。見えイカの近くにエギを入れてみたところ、なんと反応なし。
それどころか、興味なしって感じで離れていきました。
エギならなんでも喰いつくだろうと考えていましたが、その考えは間違っていたようです。
次にセットしたエギは、2号のパープルテープで地味系カラー。これを投入したところ、次はイカの方から寄ってきました!
カラーの違いでここまで反応に差が出るとは思ってもいませんでした。カラーチョイスがとても重要だということがよく分かりました。エギのサイズが影響したのかもしれません。
そして釣れました♪ チビイカです。見えイカを釣るのは楽しいです。
小さかったのでリリース。
ちょっとしたら、またイカが釣れました♪
もしかしてさっきと同じイカなのでしょうか!?なんか似てる気がする。。
今度は気が変わって、持って帰りたくなったので確保しました。(汗)
22時になったとき、呼子大橋の下の常夜灯がいっせいに消えてしまいました。
アジ釣って、イカ釣って、満足したのでここで納竿です。
いやー、今日一日楽しかったです♪
17時間も釣りしたのは初めてです(笑)体は疲れていましたが、満足感の方が勝ってましたね。
こんなに楽しめたのも、色々とアドバイスをくれたKZTくんのおかげです。
ありがとうKZTくん!
家に帰り着いたのは24時でした。
帰ってから
釣ったサゴシの大きさを測定してみると、55センチです。
ようやくゲットできたサゴシですが、50センチオーバーは嬉しい♪
この魚は容姿がカッコいいですね。
アジングで釣った豆アジは、臭みがまったくなく、素晴らしいアジでした。
下の写真はアジングで釣れた豆アジですが、全部で50尾でした。現地では猫達に10尾ほどあげたので、釣果としては60匹くらいでしょうか。
サビキで釣ったアジと、アジングで釣ったアジは、同じアジなのですが何か違う気がしました。
唐揚げにして食べたのですが、アジングで釣れたアジはさっぱりしていてとても美味しい。
食べているエサが違うからなのか、海域なのかはわかりませんが、呼子アジングで釣れたアジはサビキ釣りのアジより美味しく感じました。(気のせいかもしれませんが・・・)
そして待望のアオリイカです。
秋のアオリイカは小さめサイズですが、どうしても食べたくて持って帰りました。KZTくんから貰ったイカを合わせて全5杯です。
刺身と天ぷらにしました。
久々のアオリイカだったのですが、刺し身を食べてみるとコリコリした歯ごたえで、甘くてとても美味しい♪
この甘みがやみつきになります。5杯のイカの身を全て刺し身にしたのでけっこうな量があったのですが、家族4人であっという間に食べ終えてしまいました(笑)
家族からは、「とても美味しい!」と好評でした♪
こちらは、ゲソの天ぷらと、サワラの竜田揚げです。こちらもかなり美味しかったです~♪
釣って楽しく、食べて美味しい、
釣りはいいですね!