エギの種類と特性の違いについて
釣具屋さんに行くと、じつに様々な種類のエギが販売されています。
最初はどれ買っていいのか迷いますよね。
なぜここまで多種多様なエギがあるかといいますと、それは刻々と変わる海の状況に合わせて、それに適する機能がそれぞれで違うからです。
例えば、エギの機能に関して知っているだけでもこれだけのバリエーションがあります。
- 晴天の日中に適したカラー
- 夜に適したカラー
- 朝マズメ、夕マズメに適したカラー
- 風が強い日に風に流されない重めのエギ
- アオリイカなら3.5号や4.0号のサイズ
- ヒイカのような小さなイカなら1.8号など小さいサイズ
- コウイカなら底攻めできるシンカー重めのエギ
- 遠投に特化したエギ
- 夜光のエギ
- 紫外線発光のエギ
- 波動を発生させるエギ
- ラトル音を発生させるエギ
- 本物そっくりなリアルカラーエギ
- 表層を狙うシャロータイプ
これにカラーデザインやサイズが加わります。
機能とカラーデザインとサイズの組合せを考えると、組合せパターンは無限大といっても過言ではないでしょう。
では、どのようなエギを買えばいいのでしょうか?
最初は高くても有名ブランドのエギがオススメ
まずは有名ブランドのエギを買うことをオススメします。
エギは見た感じはほとんどエビのような形状でどれも似ているのですが、エギングで必要な機能をバランス良く組み合わせて作られているかは見た目ではわかりません。
有名ブランドのエギは、このバランスが整えられています。
極端な話、100円エギでも1000円エギでも、イカがいれば釣れると思います。
しかし、1000円エギの方が100円エギより多く釣れると思います。
なぜなら、1000円エギは特化した機能を持ち合わせており、状況に応じて対応できるからです。
例えば・・・
キャスト距離が、100円エギが10メートル飛んで、1000円エギが15メートル飛んだとします。
イカを探る範囲が5メートルも変わってくれば、当然釣果にも差が出てくるはずです。
すぐ横で釣っているのに、隣の人は夜光エギでバンバン釣れているのに、100円エギは1杯しか釣れない。
風が強くてエギを遠くに飛ばせない中、隣の人は遠投できている。
ということです。
有名ブランドはそれなりの資金を投入してエギを開発していて、
姿勢安定の研究
素材研究
機能研究
形状研究
など、様々な研究をしてデータを取ってエギを作っています。
エギに関してまず間違いない有名ブランドはコチラですね。
100円エギと1000円エギで釣果に差がでる理由としては、変化する環境に応じた適応力と安定性だと思います。