タイラバ(鯛ラバ)で使う「鯛カブラ」を買う時、どのような基準で買われているでしょうか。鯛カブラの5つのポイントをお伝えします。

  • 浮動式or固定式
  • ハリス
  • おもり重量
  • おもり素材
  • カラー
  • ネクタイ

 

浮動式or固定式

おもりとネクタイとの間が固定されているのが固定式、おもりが上下に動くのが浮動式です。現在販売されているほとんどの鯛カブラが浮動式ですね。浮動式の方がフォール中のバイトが期待できます。

買うのは浮動式でいいと思います。

 

ハリス

釣具屋さんに行くと、たまに鯛カブラのワゴンセールをやっていることがあります。安いものでは1つ400円とかで売られていて、価格的に魅力的ですが、安いものには安いなりの理由があります。

それは「ハリス」です。

鯛が釣れるか釣れないかは、ハリスが刺さるか刺さらないかにかかっています。

安い鯛カブラのハリスは、掛かりが悪かったり、折れやすかったりと、低品質なものである可能性があります。

せっかく鯛が食いついても、鯛にハリスが掛からなければ釣れません。。

なので鯛カブラを買う時は、ハリスの性能を確認しましょう。がまかつのハリスであればまず問題ありません。

信頼性が高い鯛カブラのハリスは、がまかつのハリスが使われています。

製品説明にがまかつのハリスを使っているとは明記されていないので、分からない場合はお店の人に聞いてみましょう!

SEVENスライドやJACKALLの鯛カブラはがまかつのハリスですね。

 

 

おもり重量

鯛カブラには、60グラム、80グラム、90グラム、100グラム、120グラムなど様々な重量のおもりがありますが、どれを選択するかは、釣り場の水深を基準にします。

水深60メートルなら60グラム、水深80メートルなら80グラム、水深100メートルなら100グラムといった基準になります。

ただ、実際には水深50メートルの釣り場でおもり100グラムを使って釣れるので、これはある程度の基準になります。

重ければ重いほど海底に到達する時間が短くなるので、効率的を考えるとおもりは重いほど良いのですが、鯛ラバが上手い人は軽いおもりを使う傾向にあるようです。

 

おもり素材

おもりの素材は2種類で、鉛かタングステンです。

鉛のおもりが一般的です。一方、タングステンは比重が高い金属で、単位容量あたりの重量が鉛よりも重いのが特徴です。

つまり、同じ重さで比較すると、タングステンは鉛よりも小さい大きさなので、水の抵抗が小さく、鉛よりも速く海底まで到達します。

デメリットは、なんといっても高価なことです。タングステンは鉛の約2.5倍の価格で販売されています。

食いちぎられたり根掛かりでロストすると痛いです。。。

注意点としては、速く沈むということは鯛にアピールする時間も短くなるデメリットも考えられます。

準備としては、鉛とタングステンの両方を持っておいた方がいいですね。

 

カラー

カラーも様々ありますが、よく釣れると言われているのは、「レッド」「オレンジ」「オールド」のようで、このカラーが鉄板です。売り場コーナーでもこのカラーが多く置かれていますよね。

でも釣れるカラーはこればかりではありません。

「シルバー」「ピンク」「グリーン」も釣れます。グリーンは青物がよく釣れるようです。状況によって釣れやすいカラーが変わってくるので、カラーもいくつか揃えておきましょう。

 

ネクタイ

ネクタイのカラーも様々です。釣れやすいのはオレンジ基調のネクタイですね。

ネクタイは長さや厚さがメーカーで変わってきます。どこのメーカーが良いかは一概には言えませんが、実践でいろいろ試してみて、釣れるネクタイを探してみるのも楽しいです。

オレンジ以外にも、クリアカラーやグリーンもよく釣れますよ。

 

以上、6つのポイントを説明しましたが、実績のある老舗メーカー「SEVENスライド」の製品は大変人気があり、よく使われています。他メーカーの製品を買う時は、交換できるパーツがSEVENスライドと互換性があるのを買うのをオススメします。

例えば、ヘッドやネクタイやハリスですね。お店の人に聞いてみて、SEVENスライドのスペアが付けれるか確認しておきましょう。