スルメイカが記録的不漁でピンチ
ここ最近の釣りは、もっぱらエギングばかりやっているのですが、
去年に比べると釣果はよろしくないです・・・。
エギンガーのみなさんの釣果はいかがでしょか?
釣り方が悪くて釣れないのであれば、試行錯誤してなんとか釣ろうとモチベーションも上がるのですが、
今年は周りの方々も全然釣れてない印象です。
去年の呼子は、あっちで釣れて、そっちでも釣れて、自分も釣れたー!!
って感じでしたが、今年はサッパリです。
海水温が高くてイカが接岸しないのだろう、くらいに考えていたのですが、状況はそれ以上に深刻なようです。
今日、Yahooニュースを見ると、こんな記事が掲載されていました。
イカ不漁、加工業悲鳴 函館 仕入れ値高騰、倒産も
- スルメイカ漁が記録的な不漁
- スルメイカ品薄により原価高騰
- 2016年のスルメイカ漁獲量は約8000トンで10年前の5分の1
- 単価は10年前の3倍
もしかすると、イカの個体数が激減しているのかもしれません。
過去に、10年前に比べてイカが釣れなくなった原因について、3つの観点から記事を書いていました。
3つの可能性が考えられます。
- イカ全体の個体数が減った
- エギンガーの乱獲によってイカがいなくなった
- イカが学習して餌木に警戒するようになった
過去記事はコチラ => 10年前に比べてエギングでイカが釣れなくなった原因とは?
この記事の結論としては、以下の内容でイカの個体数は減っていないと書いていました。
- スーパーに行くと、イカはたくさん販売されていて、値上がりもしていない
- エギングでイカが釣れにくくなったと感じるのは、エギング人口が増えて一人あたりの釣れる数が減ったため
- イカは高い知能を持っているが、学習伝達できないため疑似餌の危険性をイカ全体が理解しているわけではない
この記事を書いた当時はこういう考えでしたが、今年は状況が違うようです。
スルメイカ不漁の原因とは?
スルメイカ不漁の原因は何なのだとうかと、ググってみるとNHKのわかりやすサイトがありました。
このサイトによると、スルメイカは東シナ海で孵化し、黒潮に乗って北上するのだとか。
スルメイカ不漁の原因は、孵化する海域の海水温が低いことが考えられると書かれていました。
海水温が低いと、孵化したイカが十分に育ちきれず、それが不漁につながっている可能性があるとのこと。
海水温が高いのではなく、低いんだそうですよ。
近年、地球温暖化と言われ続けていましたが、東シナ海は海水温が例年より低いとは思ってもみませんでした。
海水温が低いことの裏付けとして、低温を好むマイワシはここ数年とても豊漁なんだそうです。
ちょうどイカがとれなくなり始めた5年前から、年々漁獲量が増えていき、今年は10年前の5倍近い36万トンにまで復活しているらしいのです。
楽観的なまとめ
数年前まで不漁だったマイワシが、ここ数年は豊漁という事実。
ということは、海産物は豊漁と不漁を周期的に繰り返している可能性が考えられます。
つまり、不漁な時期もあれば、やがて豊漁になる時期もやって来る。
マイワシの豊漁はその裏付けと言えるのではないでしょうか。
海水温だって、温度が高い年もあれば、低い年もあり、不変ではないということですね。
今年は、たまたま不漁の年だったのかもしれません。
知らなかったのですが、スルメイカはここ数年漁獲量が減ってきているそうです。
ということは、ここ数年でターニングポイントがやってくる可能性大です。
来年は例年にない豊漁だったりするかも!?という期待も持てます。
以上、期待をこめて楽観的なまとめでした♪
PS.
九州北部では、ヤリイカ、ケンサキイカ、もエギングでは不調でしたが、その原因もスルメイカと同じなのでしょうか?
イカの種類が違うので、原因も違うかもしれませんね。。
これから春イカシーズン突入なので、アオリイカに期待ですね。
野北漁港、志賀島赤灯台、糸島の各漁港、など現在の釣果状況が気になるとことです。