エギング上達への道
エギングの腕を上げるために必要なことを書いてみます。
エギング専用の道具を揃える
初心者の方で、エギング用ではないロッドでエギングをされている人をたまに見かけますが、これでは良い釣果を得ることはできないと思います。
「初心者だから最初は専用道具じゃなくていい」と考えがちですが、その発想は逆です。上手い人ほどエギング専用の道具を使っています。
初心者だからこそ、しっかりとしたエギング専用道具を使うべきだと思います。そうすることで、エギングにとって不必要な要素やトラブル要因を完全に排除することができます。
シーバスロッドやアジングロッドでもエギングは可能ですが、釣果を上げたいのであればエギング専用タックルでイカ釣りに挑みましょう!
釣具屋さんと会話する
釣具屋さんで働いている方の多くは釣り好きです。
仕事を終えた後や、休日には釣りに出かけており、釣りに関する豊富な情報をお持ちです。
また、職業柄、釣り道具に関する知識もたいへん豊富です。
釣具の買い物をするついでに、釣れる場所、旬なターゲット、最近の釣果情報、エギングタックルなどの情報を聞いてみましょう。
思いもよらない情報を聞けたりしますよ。
上手い人と一緒に釣りに行く
エギングで釣果を上げている人、つまり上手な人と一緒に釣りに行きましょう。
何にでも通じることですが、上手な人からアドバイスをもらうのが上達への一番の近道です。
但し、上手な人でも完璧な人などはいませんので、1人でも多く上手な人と行くことが腕を上げる近道になります。
上手な人達からのアドバイスを組み合わせて、釣果アップの技術を身につけていきましょう。
また、質問ばかりではなく、釣り方を見てテクニックを学び取っていくことも大切です。
YouTubeなどの動画でテクニックを学ぶ
YouTubeで「エギング」と検索すると、そうとうな数の動画がリストされます。
その中にはテクニックについて説明してくれているものや、状況判断の解説もしてくれてたりします。
動画は多くの情報を得られるので、上達するための方法として大変有効です。
釣具有名メーカーの動画などは、とても参考になります。
釣りに行く回数を増やす
頭ではわかっていても、いざ釣り場に行くと知識を発揮できないことが多々あります。
風が強い、波が高い、足場が悪い、寒すぎて手が動かない、など状況の変動要素は無限にあります。こればかりは経験して慣れていくしかありません。
釣りもある程度練習が必要です。
時間があるときは釣り場にいって実践を積み重ねましょう。
海中でのエギの動きを想像する
自分のエギが海中でどのような動きをしているのか、これは実際に見てみないとわからない事ですが、それは不可能なことです。
しかし、すぐ手前の海にエギを落として、しゃくったり、引っ張ったり、フリーフォールさせたり、テンションをかけたり、ステイさせる、などでエギの動きを確認することは可能です。
家でもできることとしては、バケツに水をためてそこにエギを入れてみて下さい。
着底したエギがどういう状態であるかを見ることができます。頭が下になってお尻のカンナ部分が上になっているエギを見れば、波でカンナ部分が揺れていそうだ、とかが分かりますよね。
揺れていれば、イカはそれを生きているエサだと認識するかもしれない、そんな想像が思いつき、「ボトムステイを5分間続けてみよう」「ロッドでわずかに動かせて活きたエサを演出してみよう」などの方法が思いつくかもしれません。
ちなみに、ボトムステイでもイカは釣れます。
このような確認をすることで、ロッド操作でエギがどのように動くかをなんとなく想像することは可能なのです。
その想像した動きが実際にそうなっているかは別として、エギがどういう状態になっているのかを常に考えながらエギングすることが大切だと思います。
想像していれば「あーじゃないのか」「こうじゃないのか」など考えるようになり、釣れたときには何が良かったのかがだんだん分かってきて、結果的に上達していくのです。
イカ目線になって自分のエギがどのようにイカに映っているか想像してみましょう。
得意なエギを見つける
エギはどれも似た形状をしていますが、いざ使ってみると別物であることが実感できます。
しゃくりやすい、シャクリにくい、重すぎる、軽すぎる、違和感を感じる、など。
いろんなエギを使っていくに従って、自分が使いやすいと感じるルアーが見つかります。または、よく釣れるエギというのが分かってきます。
よく釣れるそのエギは、自分のロッド操作でイカを寄せ付ける挙動を演出している、ということなので、自分に合ったエギなのです。
ロッド操作が人それぞれであるならば、そのロッド操作に合ったエギも人それぞれ違うはずです。それを実践を通して見極めていきましょう。
とことん使い込んで、自分のお気に入りルアーにしちゃいましょう♪
しかし、釣果をより上げたい場合は、一つのエギに固執しすぎるのも良くありません。釣果をより上げるためには、状況に応じた適切なエギの選択も必要です。
その時その時の状況に応じて、適切な得意なエギに切り替えていくテクニックが身に付けば、更なる釣果アップにつながることでしょう。