アオリイカが3杯釣れた理由(ワケ)について検証
前回のエギング釣行では、野北漁港でアオリイカを3杯釣ることができました。
記事:2018/5/28 野北漁港でアオリ3杯釣れましたよ!2kg越えダブルヒットも目撃!!
なぜ釣れたのか?
どうして釣れたのか?
今回の記事ではそれについて振り返って考えてみようと思います。
考察の内容としては以下6点です。
- シーズン
- 天候
- 海水の透明度
- エギカラー
- 潮汐
- 釣れた時間
シーズン
釣れたのは5月なので、「親イカシーズン」「春イカシーズン」と一般的には言われている通り、
大きく育ったアオリイカが産卵のために接岸してくる時期です。
接岸するということは、岸壁からエギをキャストして届く範囲にまでイカが寄ってくるので、釣りやすい時期といえます。
天候
この日、天候は小雨がパラつく曇り空でした。
日差しは厚い雲を抜けて海面に届くことになるので、海中では光量が少ない状況だったと思います。
イカは大変目が良い、つまり視力が高いと言われている生物です。
小魚から見つかりにくく、かつ、アオリイカからは小魚が見える状態、であればアオリイカが活発に捕食するのかもしれませんね。
晴天で直射日光が海に降り注ぐ状態よりは、曇りのほうが見つかりにくく、アオリイカにとっては絶好の狩りタイミングなのかもしれません。(あくまで推測ですよ)
アオリイカにとって曇り空は、エサを捕まえやすい可能性があります。
光が少ない状態を好むことが間違いないなら、朝マズメや夕マズメでも同じ状況だと言えます。
だからマズメは釣れやすいんですかね?!
海水の透明度
この日、海水の透明度はそれなりに高かったと思います。
少なくとも濁っていはいませんでした。
大雨が降ると、川から流入してくる泥水で海が濁ることがありますが、この日はパラパラの小雨だったので濁るほど川の水は流入しなかったのだと思われます。
透明度が高いということは、アオリイカからすると遠くまで見通せる状態になるので、エサの小魚を見つけやすく、活性が上がっている可能性があります。
エギカラー
この日使っていたエギは、EZ-Qキャストラトル「ゴールドピンクオレンジ」です。
クリアーボディにゴールドテープが貼ってあります。
上生地のカラーは、ピンクとオレンジを交互にカラーリング、という派手なデザイン。
エギングを始めて間もないころ、エギの模様やカラーは魚にそっくりじゃないとイカに人工物であることがバレて釣れないだろうと考えていました。
しかし、そうではないようですね。
野北漁港は南国ではないので、ゴールドに輝く魚や、ピンク、オレンジの小魚などいません。
しかし、アオリイカはこの派手なカラーのエギで釣れるんです。
本当かはわかりませんが、アオリイカの視界はカラーを認識しておらず、モノクロで見えているらしいのです。
これが本当なら、エギを選択するうえで大切なことは、
海の中でエギの存在をしっかりアピールできる「コントラスト」が重要だと思われます。
金テープは、光を反射してキラリと光ってアピールし、
ピンクやオレンジのカラーは、海の中では明暗の差が大きく、強いコントラストでアオリイカにアピールしていると思われます。
人間から見ると魚とは似つかない派手なカラーのエギですが、アオリイカからすると目立つターゲットに見えるのでしょうね♪
潮汐
潮汐ですが、この日は中潮から大潮(4日間)に変わった初日でした。
- 中潮
- 大潮 ← 5/28 はこのタイミングでした。
- 大潮
- 大潮
- 大潮
- 中潮
前日が中潮で、その日アオリイカ釣果がどうだったのかが分からないので何とも言えませんが、
もし、前日の中潮であまり釣れていなかったのであれば、アオリイカは潮が大きく動き出す大潮のタイミングを待っていた可能性がありますね。
エギングでは、「中潮ではなぜか釣れずらい」って言いますよね。
潮が大きく動くと、小魚のエサとなるプランクトンの活動が活発になり、それに伴って小魚の活動も活発になる。すると、小魚を餌とするアオリイカの活動も活発化する、という流れになります。
エギングによく出掛けている人で、この傾向をもしご存知であれば
コメントでその旨教えてもらえると幸いです♪
釣れた時間帯
下図の「★」が釣れたタイミングになるのですが、8:42 満潮の潮止まりから、引き潮になったタイミングで釣れ始めていることがわかります。
悔やまれるのが、「満ち潮→満潮→引き潮」の時間帯でエギングをやっていなかったことです。
途中、雨が降り出して一時撤収してしました。。(もったいない…)
引き潮になった途端に釣れ始めるのか、満潮では釣れないのか、満ち込みのタイミングはどうなのか、
そのあたりの検証ができません。
ただ、釣果実績から「アオリイカは引き潮のタイミングで釣れやすい」と言えるでしょう。
どこかの記事で、「アオリイカは潮の流れに逆らって泳ぐ」という内容を見たことがあるのですが、それが本当なら引き潮タイミングでは、アオリイカは岸に向かって泳いでいることになります。
釣り人にとってはありがたい状態ですねー!
今回の釣果でも、そのことが当てはまっているように思えます。
まとめ
考察結果をまとめると、アオリイカは次のタイミングで釣れやすい可能性があります。
- 中潮から大潮へ変わるタイミング(潮が大きく動き出すタイミング)
- 大潮満潮を迎えた後の引き潮タイミング
- 曇りの日 or 小雨がパラつく日
- 朝マズメ/夕マズメ
以上、個人的な振り返りでした~♪
お久しぶりです。
更新されてなかったので、心配しておりました。自分も今年はまだイカ釣り行けずじまいです。アオリに会いたい…
お久しぶりです、コメントありがとうございます。
ご心配おかけしました。長期出張している事情で、一時帰宅のタイミングでしか釣りに行けない状況です。
まだイカ釣り行けていないとのことですが、仕事など行けない事情があるのですか?
実は子どもが1月に生まれまして、1人釣りを楽しむのが申し訳なく…秋に新子狙いで準備しておきます。
お子様ご誕生おめでとうございます!
大きくなって一緒に釣ができると楽しいでしょうね♪
男の子でも女の子でも、釣りは喜びますよ。